~ 自転車の保険 ~ 「東京海上日動」の自転車保険
東京海上日動火災保険株式会社の自転車保険について紹介します。
東京海上日動火災保険株式会社は、2004年に日動火災海上保険と東京海上火災保険が合併して生まれた損害保険会社です。
この東京海上日動では、かつて自転車の総合保険を取り扱っていました。
個人型と家族型があり、契約期間も1、2、3年と三種類用意されていて、自由度が高く、団体割引もあって中々加入しやすい保険でしたが、現在では廃止され、加入する事ができません。
その代わりに、日常生活賠償責任補償特約というものができました。
これは自動車保険の特約の一つで、自転車搭乗中に人をはねてしまったり、私財を壊してしまうなど、他人に対して損害を与えてしまった場合に、その賠償責任を補償するというものです。
また、賠償事故解決に関する特約というものもあり、これを付帯すると、示談交渉を本人に代わって東京海上日動が行ってくれるというサービスを受けることができます。
こういった特約の利点は、自転車に関する事故だけでなく、日常における様々な損害に関しての補償がなされる点にあります。
自転車だけの保険というのは、自転車にそれ程の頻度では乗らない人にとっては少し躊躇してしまうものですが、こういった特約であれば入りやすいという人も多いでしょう。
ただ、自動車保険加入が必須ですので、もし家族の中に自動車に乗る人がいない場合は、やはり加入は難しくなってきます。
父親が車に乗るという家庭が多いとはいえ、必ずしもそうとは限らないのですから、自転車に特化した保険はできる限りあって欲しいですね。
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自転車を利用する際に、最も損害の可能性が高いのはなんだと思いますか?
事故でしょうか?
いいえ、正解は「盗難」です。
自動車と違って、安易に鍵を掛けずに放置する人が多い、軽量なので鍵が掛かっていても簡単に運べる・・・などがその理由です。
盗難の被害数はとても多く、自動車の比ではありません。
そんな事情もあって「自転車保険」は盗難保険の需要がかなり高くなっています。
しかし残念ながら、自転車の盗難保険はあまり充実していません。
盗難件数があまりに多いので、保険会社が運用しきれない・・・というのが最大の理由です。
メーカーによっては盗難補償がある場合もあるものの、全額補填ではなく、購入代金の~%で新たに購入ができる、という形の補償が一般的です。
おまけに途中加入はできない、一定期間が経過すると保険が切れる、パーツ単体の破損には対応できないなど、融通の利かない点が多いです。
そこで、利用をお勧めしたいのは火災保険の盗難補償です。
火災保険には、家財の盗難補償が付いています。
これは自転車の盗難補償も含まれる場合があるのです。
火災保険は、住宅を購入する人に関しては強制加入となっています。
だからマイホームを持っている、イコール自転車の盗難補償もついている、と解釈して良いでしょう。
自転車の盗難被害にあってしまった場合は簡単にあきらめずに、自分や家族の加入している保険を見直してみましょう。
自転車盗難の補償が付いているかもしれません。
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