~ 防塵マスクについての関連記事 ~ 低公害車
現在、大気汚染を配慮した新しいタイプの自動車が開発中です。
大気汚染や地球温暖化を進めない、また様々な種類の黒煙や粒子状物質の排出で防塵マスクなどを必要としなくても良い仕組みの自動車です。
そのような自動車が、低公害車です。
低公害車は大気汚染物質の排出が少ない、もしくは大気汚染物質を排出しない、燃費性能が良い等、環境に優しい自動車です。
・燃料電池自動車
水素と酸素を化学的に反応させ、そのエネルギーを電気として直接取り出す燃料電池で走行する自動車が燃料電池自動車です。
この場合、排気ガスは水蒸気だけです。
・電気自動車
バッテリーに蓄えた電気で走る自動車です。
排気ガスを全く出さないのが特徴です。
・天然ガス自動車
都市ガスとしても使われている天然ガスを燃料としている自動車。
黒煙が出ず、二酸化炭素の排出量もガソリン車より2、3割少なくなります。
・メタノール自動車
メタノールを使用する自動車で、メタノールは天然ガスや石炭から合成したり、生ゴミやバイオマスからの合成ができます。
排出ガスにはほとんど黒煙が含まれません。
・ハイブリットカー
エンジンと電気モーターを併用、といったように複数の動力源を使い、低燃費と低排出を実現する環境に優しい自動車です。
・低燃費かつ低排出ガス認定車
低排出ガス認定車は、国土交通省の低排出ガス車認定制度に基づき認定を受けた自動車のことです。
また、低燃費車はエネルギーの使用の合理化に関する法律の燃費基準を早期に達成した自動車です。
一部対象車両は、消費者が税制面での優遇を受けられます。
多くの自動車が走っても、空気がきれいで防塵マスクなどの心配はいらないように、自動車に快適さだけでなく環境にも良いことが求められているのです。
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「大気汚染防止法」というのがあります。
そこで「粉じん」と称されているものは、具体的には”物の破砕や選別、たい積により発生したり、飛散する物質”のことを指します。
「粉じん」には、「特定粉じん」と「一般粉じん」があります。
「特定粉じん」は石綿(アスベスト)その他の、人の健康に被害を生ずるおそれがある物質のことです(現在は石綿を規定)。
「一般粉じん」は上記以外の粉じんのことを指します。
「特定粉じん」や「一般粉じん」を発生させてしまう施設を作る場合にはさまざまな条件が伴います。
「大気汚染防止法」によって届出、法律に決められた基準遵守、立ち入り検査など、厳しい規制がもうけられているのです。
また、「労働安全法」の問題もあります。
「労働安全法」では、仕事に伴う危険を防止する責任について定められています。
ガス、粉じん、音、振動、排気や廃液などで労働者の健康が損なわないよう、防止措置をとる義務があるのです。
また「じん肺法」では、粉じん作業に従事する労働者に対して、事業者は定期的な「健康診断」を行うことを義務付けています。
「じん肺」とは、粉じんの吸入によって肺に生じた疾病のことを指します。
ここまで読んでおわかりのように「粉じん」は労働者の健康を害するものと認識され、様々な法律で規制されています。
「粉じん作業」とは、土砂や岩石の積み下ろし、また掘削、坑内での作業、金属の溶接などのことです。
溶接作業で溶接棒が熱でとけて細かい粒子となって空気中に舞うものは粉じんとは認識されません。
そのためにも事業者はまず、労働者が粉じんを吸入してしまわないような対策を考える必要があります。
あらゆる環境改善を試みる義務があります。
散水、排気装置、除じん装置などを用いて、粉じんを少なくするなどです。
そして、そこまでしても十分とは言えない場合、防塵マスクを着用することがとても重要です。
防塵マスクは正しく装着しましょう。
それが、体を守ることにつながります。
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