~ 防塵マスクについての関連記事 ~ 地震の備え
1995年に起こった阪神淡路大震災をご記憶のことと思います。
この災害によって市民は多大な被害に見舞われました。
地震の揺れによる家具の転倒や建物の崩壊、地震による火事などで多くの命が奪われました。
また、建物の崩壊やその後の倒壊した建物の撤去、補強、建築と多くの粉じんが起こり、地震後にアスベストなどの被害についても問題が提起されました。
地震に対する備えとしては、家具の転倒を防ぐものやガラスの飛散を防止するものなど様々な用具が販売されています。
地震でライフラインが止まってしまうため、非常持ち出し袋には最低3日分の食料と水、乾電池、携帯ラジオ、懐中電灯などが必要です。
赤ちゃんがいる人は、紙おむつ、離乳食、粉ミルク、哺乳瓶も常備しておくようにしましょう。
また、建物の倒壊などで粉じんが舞う危険性もあるので、防塵マスクも準備しておくとよいでしょう。
家具の転倒などでガラスが散乱するので、スリッパや運動靴などの履物もあると助かります。
怪我をしたときの絆創膏、紙コップや紙皿、軍手などもあると便利です。
女性の方は生理用ナプキンも常備しておきましょう。
日本は地震の多い国です。
いつどこで地震が起こってもおかしくありません。
また、地震だけでなく、台風など自然災害も毎年どこかで起こっています。
怖いのは揺れそのものと、その後の生活や健康の問題です。
防塵マスクなど、普段考えつかないものが必要となる場合があるので、いざという時のために何が必要かを考え、準備しておくことが大切なのです。
また、食料や飲み水は消費期限が切れていないかどうかを定期的に確かめるよう心がけましょう。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
「大気汚染防止法」というのがあります。
そこで「粉じん」と称されているものは、具体的には”物の破砕や選別、たい積により発生したり、飛散する物質”のことを指します。
「粉じん」には、「特定粉じん」と「一般粉じん」があります。
「特定粉じん」は石綿(アスベスト)その他の、人の健康に被害を生ずるおそれがある物質のことです(現在は石綿を規定)。
「一般粉じん」は上記以外の粉じんのことを指します。
「特定粉じん」や「一般粉じん」を発生させてしまう施設を作る場合にはさまざまな条件が伴います。
「大気汚染防止法」によって届出、法律に決められた基準遵守、立ち入り検査など、厳しい規制がもうけられているのです。
また、「労働安全法」の問題もあります。
「労働安全法」では、仕事に伴う危険を防止する責任について定められています。
ガス、粉じん、音、振動、排気や廃液などで労働者の健康が損なわないよう、防止措置をとる義務があるのです。
また「じん肺法」では、粉じん作業に従事する労働者に対して、事業者は定期的な「健康診断」を行うことを義務付けています。
「じん肺」とは、粉じんの吸入によって肺に生じた疾病のことを指します。
ここまで読んでおわかりのように「粉じん」は労働者の健康を害するものと認識され、様々な法律で規制されています。
「粉じん作業」とは、土砂や岩石の積み下ろし、また掘削、坑内での作業、金属の溶接などのことです。
溶接作業で溶接棒が熱でとけて細かい粒子となって空気中に舞うものは粉じんとは認識されません。
そのためにも事業者はまず、労働者が粉じんを吸入してしまわないような対策を考える必要があります。
あらゆる環境改善を試みる義務があります。
散水、排気装置、除じん装置などを用いて、粉じんを少なくするなどです。
そして、そこまでしても十分とは言えない場合、防塵マスクを着用することがとても重要です。
防塵マスクは正しく装着しましょう。
それが、体を守ることにつながります。
スポンサード リンク