~ 防塵マスクについての関連記事 ~ 砂漠化
「砂漠化」は、日本や韓国に黄砂が多く飛んでくる原因のひとつと考えられています。
「黄砂」は防塵マスクが必要になるどころか、発生地では死者まで出すほどの被害を出しています。
砂漠化はどのように起こり、どのような問題があるのでしょうか。
砂漠化は、干ばつなどの自然災害での原因よりも、人為的な原因によるものが多いのが現状です。
人為的な砂漠化の原因は、草原の再生能力を超えた過剰な家畜の放牧、薪など燃料や住宅のための木材の過剰伐採、過剰な灌漑による土地の塩害によるものなどがあります。
砂漠化は人間に大きく影響を及ぼす環境問題です。
砂漠化により、農作物の生産力は著しく低下し食糧不足を招きます。
また、木材がなくなり住環境にも悪影響が出てきます。
さらに、飢餓や民族対立といった社会的混乱も避けられなくなります。
砂漠化がさらなる砂漠化を呼ぶ悪循環も起こってきます。
砂漠化が急激に進んでいるのは、アフリカ・アジア・オーストラリア・南アメリカなどです。
特にアフリカの大干ばつは、多くの死者や難民が出ていました。
このため、1996年12月に砂漠化対処条約が発効され、先進国・発展途上国ともに砂漠化防止に取り組んでいます。
中国の内モンゴル自治区での人口増加により、土地の砂漠化が進んでいます。
このため、黄砂が飛散し防塵マスクなどをつけなくてはいけない状況も生まれているのです。
干ばつもまた、地球温暖化の影響が示唆されています。
砂漠化を防ぎ、地球環境を守るためには、ひとりひとりが環境を考えた生活を過ごす事が必要なのです。
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「大気汚染防止法」というのがあります。
そこで「粉じん」と称されているものは、具体的には”物の破砕や選別、たい積により発生したり、飛散する物質”のことを指します。
「粉じん」には、「特定粉じん」と「一般粉じん」があります。
「特定粉じん」は石綿(アスベスト)その他の、人の健康に被害を生ずるおそれがある物質のことです(現在は石綿を規定)。
「一般粉じん」は上記以外の粉じんのことを指します。
「特定粉じん」や「一般粉じん」を発生させてしまう施設を作る場合にはさまざまな条件が伴います。
「大気汚染防止法」によって届出、法律に決められた基準遵守、立ち入り検査など、厳しい規制がもうけられているのです。
また、「労働安全法」の問題もあります。
「労働安全法」では、仕事に伴う危険を防止する責任について定められています。
ガス、粉じん、音、振動、排気や廃液などで労働者の健康が損なわないよう、防止措置をとる義務があるのです。
また「じん肺法」では、粉じん作業に従事する労働者に対して、事業者は定期的な「健康診断」を行うことを義務付けています。
「じん肺」とは、粉じんの吸入によって肺に生じた疾病のことを指します。
ここまで読んでおわかりのように「粉じん」は労働者の健康を害するものと認識され、様々な法律で規制されています。
「粉じん作業」とは、土砂や岩石の積み下ろし、また掘削、坑内での作業、金属の溶接などのことです。
溶接作業で溶接棒が熱でとけて細かい粒子となって空気中に舞うものは粉じんとは認識されません。
そのためにも事業者はまず、労働者が粉じんを吸入してしまわないような対策を考える必要があります。
あらゆる環境改善を試みる義務があります。
散水、排気装置、除じん装置などを用いて、粉じんを少なくするなどです。
そして、そこまでしても十分とは言えない場合、防塵マスクを着用することがとても重要です。
防塵マスクは正しく装着しましょう。
それが、体を守ることにつながります。
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