~ 子供の保険 ~ 学資保険としての終身保険(1)
子供の教育資金を確保するために、学資保険に入る人は多いですね。
しかし、学資保険の代わりに、「終身保険」を利用するという方法もありますよ。
終身保険だったら、子供の教育費として引き出すことができないのでは?と思いますよね。確かに、幼稚園、小学校、中学校などの入園、入学時には学資保険のような祝い金はありませんが、払い込み期間を10年、15年程度に短く設定すれば、教育費の一番かかる、大学入学時には、安心してまとまった資金を使用することができます。
学資保険に貯蓄性の高さを一番に求めているなら、是非終身保険も選択の1つに考えてみてください。
学資保険代わりに終身保険を利用する時は、「低解約返戻金型」の終身保険を利用しましょう。
低解約返戻金型とは、保険料を払い込んでいる期間中に解約した時の解約返戻金を、通常の70%に抑えることによって、通常の終身保険より保険料が安く設定された保険です。
保険料が、通常のものより1割前後も安くなる場合もありますよ。
払い込み期間中に解約しなければ、払込満了後の解約返戻金は通常の水準に戻ります。
保険料が安くなっている分だけ、払い込みが終了してから解約した場合に戻ってくる保険料が高くなるので、この機能を利用して子供の進学のタイミングで解約すれば、支払った保険料に対して受取額が上回り、貯蓄性が高くなるというわけです。
払い込みが終了していれば、いつでも解約可能だという点も嬉しいですよね。
また、全部解約しなくても、必要な分だけ解約をして、そのまま終身保険を減額して続けることもできますよ。
保障面でも安心です。基本は終身保険なので、契約者である親に万一のことがあった場合に受け取る死亡保険金は、通常の学資保険のものより、高いものとなっています。
この保険金を子供のための教育費にあてれば、保障面でも安心ですね。
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「子供保険」とは、いったいどういうものなのでしょうか?
一般的には次の二つを組み合わせたものと考えられています。
教育費のための「学資保険」と、結婚資金のための「結資保険」です。
ただ具体的な内容は保険会社各社によって異なります。
保険の名称や種類だけは判断できない場合もあるので、内容をよく確認する必要があります。
「学資保険」というのは、子供の教育費のための貯蓄に使われます。
「結資保険」は結婚準備のための貯蓄を目的としています。
加入できる時期は、出生前~5・6歳まで、というのが多いようです。
教育費は親にとって悩みのたねです。
はたしてどれくらい必要になるのか・・・・。
多くの家庭では子供が高校・大学に進学する頃に、収入より支出が上回ってしまうパターンになっているようです。
そうなってからあわてててもどうにもなりませんね。
そのために子供が小さいうちから計画的に貯蓄を・・・・というのが子供保険なのです。
ひとことで「学資保険」といっても内容はさまざまです。
子供が進学する各年齢(12・15・18歳)に祝い金が下りるタイプ。
18・20歳に達すると満期受料金が受け取れるタイプ・・・などなど。
ご自分の家庭のパターンを考慮して判断し、選ぶ必要がありますね。
また特約もいろいろなものがあります。
契約者に万一のことがあり保険料支払が不可能になった場合は、払込が免除される特約。
入院、手術に備える医療特約。
子供が亡くなった場合は死亡給付金が受け取れる特約・・・など。
子供保険は「貯蓄」と「保障」、両者を備えたタイプの保険といえるでしょう。
そして、特に貯蓄に重点をおいているタイプや、逆に保障に重点をおいているタイプなどの違いもあります。
よく考えて内容を理解し、ご自身の家庭にあった子供保険を選んでくださいね。
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