~ 子供の保険 ~ 学資保険のデメリット(1)
学資保険には「万一の時に保険料が免除される」「医療保障などの特約をつけることができる」など色々なメリットがあります。
しかし、いくつかのデメリットもあります。
まず、契約が長期に渡ることもデメリットの1つであると言えると思います。
積立期間が長いほど、月々の保険料は少なくて済みますが、長い契約期間の間に、どんな生活状況になるか、分かりませんよね。
保険料を支払うことが困難になってしまった場合、保険を途中で解約しなくてはならない危険性もあります。
また、学資保険の加入時期や、保険の種類によっても異なりますが、保険料の支払額よりも、受け取る金額が下回ってしまう、元本割れになる可能性がある場合があることも覚えておいてください。
元本割れは、様々な医療保障がついた、保障に重点をおいた学資保険に特に多く見られるようです。
学資保険に加入する前に、支払総額と、受け取ることができる総額を、きちんと把握しておきましょう。
貯蓄に重点をおいた学資保険でも、他の金融商品に比べると、利率が低いものが多いです。貯蓄性だけを考えるなら、あえて学資保険だけにこだわらず、利率の良い金融商品を選択した方が良いかもしれませんね。
また、これはデメリットとは少し違いますが、学資保険は、税金控除の対象になります。保険料控除の対象は10万円までなので、共働きをしていて子供が複数人いる場合、夫婦で支払を振り分けるなどして、上手に学資保険を運用するようにしましょう。
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「子供保険」とは、いったいどういうものなのでしょうか?
一般的には次の二つを組み合わせたものと考えられています。
教育費のための「学資保険」と、結婚資金のための「結資保険」です。
ただ具体的な内容は保険会社各社によって異なります。
保険の名称や種類だけは判断できない場合もあるので、内容をよく確認する必要があります。
「学資保険」というのは、子供の教育費のための貯蓄に使われます。
「結資保険」は結婚準備のための貯蓄を目的としています。
加入できる時期は、出生前~5・6歳まで、というのが多いようです。
教育費は親にとって悩みのたねです。
はたしてどれくらい必要になるのか・・・・。
多くの家庭では子供が高校・大学に進学する頃に、収入より支出が上回ってしまうパターンになっているようです。
そうなってからあわてててもどうにもなりませんね。
そのために子供が小さいうちから計画的に貯蓄を・・・・というのが子供保険なのです。
ひとことで「学資保険」といっても内容はさまざまです。
子供が進学する各年齢(12・15・18歳)に祝い金が下りるタイプ。
18・20歳に達すると満期受料金が受け取れるタイプ・・・などなど。
ご自分の家庭のパターンを考慮して判断し、選ぶ必要がありますね。
また特約もいろいろなものがあります。
契約者に万一のことがあり保険料支払が不可能になった場合は、払込が免除される特約。
入院、手術に備える医療特約。
子供が亡くなった場合は死亡給付金が受け取れる特約・・・など。
子供保険は「貯蓄」と「保障」、両者を備えたタイプの保険といえるでしょう。
そして、特に貯蓄に重点をおいているタイプや、逆に保障に重点をおいているタイプなどの違いもあります。
よく考えて内容を理解し、ご自身の家庭にあった子供保険を選んでくださいね。
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