[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。
~ 防塵マスクについての関連記事 ~ 炭鉱見学
「池島体験プログラム」という炭鉱見学があります(三井松島リソーシス株式会社が行っています)。
これは2001年に閉山となった九州最後の炭鉱でもある「池島炭鉱」の坑道見学ができるものです。
見学用に復元された坑道での石炭採取体験などができる坑外模擬坑道見学コースと、炭鉱坑内の見学ができる坑内見学コースがあります。
現役炭鉱マンの説明を聞きながら、石炭産業の現場を知ることができます。
坑内見学コースでは、防塵マスクやヘルメットなどの装備をしての入坑の準備後、炭鉱坑内へ入坑します。
坑道内を徒歩、もしくはトロッコで入坑し坑内現場を見学します。
炭鉱は海面下130mにあり、実際に見学した人はその迫力に驚きます。
日本の近代化を支えてきた歴史に触れることができる場所です。
本物のキャップライト、防塵マスクを装着しての本物の炭鉱見学は貴重な体験となります。
池島炭鉱は1952年(昭和27年)に開発が始まった炭鉱です。
長崎県の西彼杵(にしそのぎ)半島沖、池島周辺にあった海底炭鉱で、池島は炭鉱が出来る前は人口が300人強の小さな漁村でしたが、人口は一時7000人を越えました。
しかし、円高で海外産の石炭との価格差が3倍にもなり、国が国内産の石炭の縮小を打ち出しました。
そして、池島炭鉱は42年に渡る歴史を終えました。
現在、池島炭鉱は長崎炭鉱技術研修センターとして研修事業を開始しており、ベトナムやインドネシアの研修生を受け入れています。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
「大気汚染防止法」というのがあります。
そこで「粉じん」と称されているものは、具体的には”物の破砕や選別、たい積により発生したり、飛散する物質”のことを指します。
「粉じん」には、「特定粉じん」と「一般粉じん」があります。
「特定粉じん」は石綿(アスベスト)その他の、人の健康に被害を生ずるおそれがある物質のことです(現在は石綿を規定)。
「一般粉じん」は上記以外の粉じんのことを指します。
「特定粉じん」や「一般粉じん」を発生させてしまう施設を作る場合にはさまざまな条件が伴います。
「大気汚染防止法」によって届出、法律に決められた基準遵守、立ち入り検査など、厳しい規制がもうけられているのです。
また、「労働安全法」の問題もあります。
「労働安全法」では、仕事に伴う危険を防止する責任について定められています。
ガス、粉じん、音、振動、排気や廃液などで労働者の健康が損なわないよう、防止措置をとる義務があるのです。
また「じん肺法」では、粉じん作業に従事する労働者に対して、事業者は定期的な「健康診断」を行うことを義務付けています。
「じん肺」とは、粉じんの吸入によって肺に生じた疾病のことを指します。
ここまで読んでおわかりのように「粉じん」は労働者の健康を害するものと認識され、様々な法律で規制されています。
「粉じん作業」とは、土砂や岩石の積み下ろし、また掘削、坑内での作業、金属の溶接などのことです。
溶接作業で溶接棒が熱でとけて細かい粒子となって空気中に舞うものは粉じんとは認識されません。
そのためにも事業者はまず、労働者が粉じんを吸入してしまわないような対策を考える必要があります。
あらゆる環境改善を試みる義務があります。
散水、排気装置、除じん装置などを用いて、粉じんを少なくするなどです。
そして、そこまでしても十分とは言えない場合、防塵マスクを着用することがとても重要です。
防塵マスクは正しく装着しましょう。
それが、体を守ることにつながります。
スポンサード リンク